和霊大祭とは
300年以上続く 伝統行事!
和霊大祭(われいたいさい)とは、愛媛県宇和島市の和霊神社で毎年7月23日と7月24日に行われる夏祭りです。同時にうわじま牛鬼まつりが7月22日から7月24日まで行われます。山家清兵衛(やんべせいべい)を祀る和霊神社で行われる祭りは、恨みを残して亡くなった人の霊を鎮める御霊信仰に基づいています。
7月23日
例祭(10時~)
開式太鼓が鳴り響く中、厳粛な神事の後、神職による伊予神楽も奉納されます。
宵宮祭(19時~)
日も暮れ、風に涼しさを感じるころ、本殿でおごそかに神事が執り行われます。
7月24日
子ども行列※稚児行列(13時~15時)
かわいらしく化粧し装束を身をまとった子どもたちが神輿の清め先払いのため神輿と同じ道筋を巡行します。約100名の行列となります。
神輿出御(17時30分~)
3基の神輿に御霊を移し、境内にある御神竹の周りを走り回ったのち、御旅所に向けて出御していきます。約200名あまりが勇敢に練り歩きます。
御旅所祭(19時~)
旧山家清兵衛邸となる丸之内和霊神社にて御霊を弔うため、神事が行われます。
海上渡御(20時15分~)
新内港から大漁旗をなびかせた6隻の御座船に神輿を乗せて湾を巡ります。
走り込み(20時50分頃~)
海上渡御から戻ってきた神輿が、かがり火に照らし出された須賀川を遡上、川の中に移された御神竹を中心に走り回る中、その御神竹の先にとりつけられた御幣を輿丁(よちょう)たちが競い取る和霊大祭最大の見せ場です。